心の空のまちから

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東京2020パラリンピックは見どころ満載(其の三)耳を澄まして・・・

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ブランドサッカー

8月29日(日)、ブラインドサッカー(5人制サッカー)の初戦対フランス戦がありました。

今までパラリンピックではこの競技を見たことがありません。それもそのはず、日本チームはパラリンピック初出場だそうです。アジアでは中国が強く、そのため、なかなか本戦には出られませんでした。

そして今東京2020大会の予選リーグの初戦となるフランス戦では見事勝利、パラリンピックでの初勝利となりました。おめでとうございました!!

次のブラジル戦(8/30)は完敗、さすがサッカー王国ブラジル、強かったですね。スピード、テクニック共に素晴らしく、目が見えているのではないか、と思うほどでした。

そして、一昨日(8/31)の中国戦、勝つか引き分けで予選リーグ突破がかかっていましたが、惜敗。残念でしたがやはり中国の壁は高かったですね。

でも、本日(9/2)行われた順位決定戦(5〜6位)でスペインに勝利し、初の5位入賞。次のパリ大会へ希望が繋がりました。

このブラインドサッカー(5人制サッカー)、公平を期すために、ゴールキーパー(晴眼者)以外は全員アイパッチとアイマスクを着けています。

これでよくボールを蹴れるもんだなぁ、と感心しながら見ていました。頼りはボールの中からシャカシャカと聞こえる金属音、ペナルティキックの時のコーチがゴールポストのフレームを叩く音、そして、接触を避けるためボールに向かうことを知らせる「ボイ!」(スペイン語で「行く」と言う意味)と言う声掛けだそうです。選手が何か言っていると思ったらそう言うことだったんですね。言わないと反則だそうです、知りませんでした。

ともあれ、歴史の第一歩を踏み出した日本チームにエールを送りたいと思います。

ルールなど詳しくはこちら

↓↓

ブラインドサッカーのルール | 日本ブラインドサッカー協会|Blind soccer

ゴールボール

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ゴールボール(いらすとや)

また、ブラインドサッカーと同様視覚障害者の競技に「ゴールボール」という競技があります。視覚に障害のある選手が「アイシェード」と呼ばれる目隠しを着けて得点を争います。一チームは3人。交互にボールを投げ、ゴールラインを超えたら1点が入ります。日本は女子が強くロンドン大会では金メダルを獲得しています(確か)。

この「ゴールボール」のボールの中には鈴が入っていて、選手はその鈴の音、相手選手の足音や気配、チームメイトの声を頼りに、状況を頭の中で瞬時にビジュアル化してボールを止めるそうです。そのため、相手の裏をかくようなバウンドするボールや左右のゴールポストぎりぎりのボールを投げます。でも、身体を使ってそれを止める選手、研ぎ澄まされた感覚、まさに「心眼」と言うべき、凄いですね。

また、音を大事にする競技のため、観客は静かに試合を見る必要があるそうです。もっとも今回は無観客ですので、その心配はなさそうですが、ゴールが入ったらの歓声は許されているそうなので、有観客だったらどうだったなのかなぁ、と思いながら見ていました。そして、我が身を思うと、視覚が失われたら、多分何も出来ないだろうなとも、、、。ゴールボール女子の日本チーム、昨日(9/1)の準々決勝でイスラエルに勝ち準決勝に進みました。がんばれニッポン!!

ガイドランナー

陸上のトラック競技でも視覚に障害がある選手が活躍しています。

一昨日(8/31)陸上男子1500m(視覚障害T11)で、日本の和田伸也選手が日本新記録(アジア新記録も)で銀メダルを獲得しました。それにしても、凄い走りでフィニッシュ、感動的なシーンでした。和田選手は、先に行われた5000mの銅メダルに続く二つ目のメダル獲得とのこと、素晴らしい!おめでとうございます。

陸上競技では、和田選手のように視覚に障害がある選手は、「ガイドランナー」と呼ばれる伴走ランナーと一緒に走ります。「ガイドランナー」は選手と「ガイドロープ」と呼ばれるロープ(長さ50cm以下)で手や腕を結ばれ、選手と並走します。なお、「ガイドランナー」は選手を引っ張ったり、選手より先にゴールすると失格(同時もダメ)になるそうです。あくまでも選手が主役なんですね。

それにしても、見えないのにまっすぐ走り、そして、あのスピード、たゆまぬ努力のたまものだと思います。なお、「ガイドランナー」(一人の場合のみ)の方にも選手と同じメダルが授与されます。大事なパートナーですからね、同じ栄誉が与えられるのは当然と言えば当然だと思います。

 

今大会は、自国開催なので時差もなく、リアルタイムでパラリンピックの競技を見られます。このよう機会はこれからはもうないでしょう。この東京2020大会が最後だと思います。

 

競技はまだまだ続きます、これからもどんなドラマが見られるのか、目が離せません。

 

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