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式典は中止
昨日は成人の日でした。先週7日、新型コロナウイルス感染拡大に伴って一都3県に二度目の「緊急事態宣言」が発出されるなど、感染が拡大していることから、予定されていた「成人式」の開催については、オンライン開催、分散開催など自治体の対応はまちまちでした。
(いらすとや)
春日部市では、当初は前日の1月10日(日)に成人式が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大による「緊急事態宣言」が発出されたのを受けて、今回は記念品の授与のみで、成人式の式典は中止となり、来年に持ち越され、改めてお祝いすることになりました。
10日の日曜日、駅に向かう振り袖にマスク姿の新成人を何人か見かけ、式典は中止と聞いていたので、「アレッ?」と思いましたが、どうやら春日部文化会館に記念品を受け取りに行った帰りだったようです。
楽しそうに
今まででしたら、会場の春日部文化会館で式典を終えた新成人が春日部大通りを春日部駅方向に楽しそうに話しながら歩いて行く風景が当たり前でした。もちろんマスクは着けずに。
そして、もう公にお酒が飲める大人になったので、駅周辺にある居酒屋さんは新成人でさぞ盛り上がったことでしょう。
久しぶりに会ったお友達と盛り上がりたい気持ちはわかりますが、今年は違います。飲食や会食は我慢して、おうちに帰ってご家族と盛り上がってください。
もっとも、コロナ禍で居酒屋さんすら無くなってしまいましたが。
そもそも振り袖にマスクは似合いません。振り袖に似合うのは、はちきれそうな笑顔ですよね。
新型コロナウイルス感染拡大が終息し、来年こそ笑顔溢れる新成人さんたちの晴れ着姿を当たり前のように見たいと思います。
当たり前と言えば
当たり前と言えば、「当たり前田のクラッカー」というギャグを思い出します。
この「当たり前田のクラッカー」と言うギャグは、今から半世紀以上前の昭和30年代に流行ったコメディ時代劇『てなもんや三度笠』の中での“藤田まこと”さん演じる「あんかけの時次郎」の台詞(ギャグ)です。
「俺がこんなに強いのも当たり前田のクラッカー!」なんて言っていました。なお、前田とは番組スポンサーだった前田製菓さんのことです。
このギャグは当時結構流行っていましたので、自分たち子どももいろんなシーンで真似して使っていました。
当たり前ではなかった
話がだいぶ横道にそれてしまいましたが、コロナ禍以前は、当たり前と思っていたいろいろなことが、実は当たり前ではなかったという現実の世界を今自分たちは生きています。
トンネルの先に灯が見えたり見えなかったり、まだまだ不透明ですが、「止まない雨はない」を信じて前に進むしかありません。
半世紀以上も前に成人になった横丁の隠居が成人式をネタに記事を書きました。
「当たり前のことが実は当たり前ではなかった」と言うことは、今は成人式以外にも多くのことがあります。このテーマで順次書いてみたいと思います。
医療の現場で、日々奮闘されていらっしゃる医療従事者の皆さまと日々の生活を支えて頂いている多くの方々に感謝し、新型コロナウイルス感染拡大の一日も早い終息を願っています。