心の空のまちから

クレヨンしんちゃんのまち“かすかべ"には“心の空”が広がっています!!

栄枯盛衰は世の習いと言うけれど(其の四)今に残るいと古きもの・・・

目次

またまたローカルな話題です。やはり備忘録として書いてみました。 

ポツンと一つだけ?!

岩槻新道(現、県道2号さいたま春日部線)沿いの旧陣屋町周辺は、少しだけ昔の面影が残っています。

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蔵が2つ並んで

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大谷石の石蔵

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蔵のあるお宅の前に、こんなものが…

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なんでしょう?
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ゴミ箱です。

何かな、とよく見ると昔懐かしいコンクリート製の「ゴミ箱」です。子ども頃、よく見かけました。確か木製のものもありました。

この前は、幾度となく通っていますが、今まで全く気づきませんでした。よく残っていたなぁ、と感心しています。

毎日ここを大勢の人が通りますが、この「ゴミ箱」の存在に気付く人はほとんどいないでしょうね。コンクリートの塊ぐらいにしか見えませんからね。

この「ゴミ箱」がいつ頃からこの場所にあるのかは、知る術もありませんが、おそらく昭和の頃からあったのではないでしょうか。

昭和のゴミ事情

記憶が定かではありませんが、子どもの頃、都下に住んでいましたので、その頃、「生ゴミ」は庭に穴を掘って捨てていました。

燃えるものは、燃やしていました。麦藁(むぎわら)などを燃やす時はサツマイモを入れ、焼き芋にしてもらって食べていました。今のように、プラスチックゴミは無かったのでそれでよかったのしょうね。

都内に引っ越してからは、穴を掘って捨てることはできませんでした。どうやって捨てていたのかは、よく覚えてはいません。多分このような「ゴミ箱」にお世話になっていたのでしょう。

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ゴミ箱の使い方

現在のようにゴミ収集車による収集制度が始まる以前の昭和30年代頃までは、 各家庭の前に写真のようなコンクリート製や木製の「ゴミ箱」が置いてありました。

ゴミを入れる時は、箱の上の赤いふたを開けて入れ、ゴミを回収する時は、回収者が前面の木の扉を上に上げて開け、中のゴミを回収していました。

また、金属類や古紙などは、「くずいぃー、お払い」の掛け声で、町を流していた屑屋さん(で良いのかな)に出していました。屑屋さんは、出された物を木製の棒ばかり(竿ばかり)やスプリングの付いたバネ式手秤(はかり)で吊るして秤り、引き取っていきました。金属類も「あか」(銅製のもの)が高いと言われたので集めたこともありました。 

秤(はかり)

そして、秤(はかり)と言えば、お肉屋さん、乾物屋さん、佃煮屋さんなどは、店頭に秤(はかり)が置いてあり、量り売りだったので「〇〇を〇〇㌘」と言えば、量って紙に包んでくれました。時には“おまけ”として少し余分にしてくれました。店主さんとのやりとりで結構楽しく買い物できた時代です。 

今も東京の下町などには、そのようなお店も残っているようですが、ほとんどがスーパーでパック詰めされたものを買っています。店員さんとのやりとりもほとんどありません。

まして、コロナ禍の今は尚更です。

昭和の生活と今の生活のどちらがエコなのかは自分にはわかりませんが、今は皆さん忙しいので、昔のような生活には戻れませんよね。

ハンコ文化の終焉

今回の新内閣の発足で、デジタル化が政策の目玉として、真っ先に官庁のハンコ文化がやり玉にあがっています。と、そんな大袈裟なお話でなくて、地元の話です。

ゴミ箱のあるお宅の斜め向いにあったハンコ屋さん「小沼印店」さんが、今春、店仕舞しました。店主がお一人で店先にいる、そんなハンコ屋さんでした。

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建物は取り壊され、今は更地になっています。昔の古い趣きのある建物でしたが、無くなるとやはり寂しいですね。

 

参考:小沼印店さんの建物は「埼玉県住まいづくり協議会」さんのサイトをご覧下さい。

↓↓

 #20 舟運と陸運の要路 春日部

 

以上、昭和生まれの昔ばなしです。お付き合い頂きありがとうございました。

 

日々ご苦労されている医療従事者の皆さまと日々の生活を支えて頂いている多くの方々に感謝し、新型コロナウィルス感染拡大の一日も早い終息を願っています。

 

 

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