心の空のまちから

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ちょっと一息:朝ドラ考『はね駒』・『エール』

目次

 

5月26日のブログ再開後は、主に新型コロナウイルスのことを書いてきました。少し息苦しいので、ここらでちょっと一息入れます。

ちょっとひと息…

何回も書きましたが、テレビの地上波の番組、特に民放はニュースを含めあまり見ていません(もちろん例外はあります)。ひょっとしたら、地上波の番組編成は、年寄り向けではないのかもしれません。CMを見れば何となくわかります。

毎朝、NHK・Eテレの『テレビ体操』からテレビタイムがスタート。そして、7時のニュースを15分ほど見て、BSプレミアムで「連続テレビ小説」(通称朝ドラ)を2本。これで朝のテレビタイムは一旦終了です。

前半はNHK BSプレミアム「連続テレビ小説アンコール」枠で、月曜〜土曜の7時15分から7時30分に昔の懐かしい朝ドラが再放送されています。

今年の3月までの一年間は『おしん』でした。昔は忙しくて、よく見ていませんでしたが、昨年4月から今年3月まで毎朝見ていました。当時は、驚異的な高視聴率だったんですよね。

朝ドラ『はね駒』

そして、2020年3月23日からは、斉藤由貴さん主演の『はね駒(こんま)』が再放送されています。

昭和61年(1986)に放送された作品で、30年以上前の連続テレビ小説(通称朝ドラ)です。その頃には、全く見ていませんでしたので、今回の再放送は、新鮮な気持ちで見ています。

斉藤由貴さんが演じる主人公「橘りん」のモデルは、都市社会学研究者で東洋大学学長を努めた磯村英一氏の母・磯村春子さん。明治から大正にかけて活躍した女性新聞記者の草分け的な存在の方だそうです。

被災者を元気に

今回の『はね駒』の再放送については、主人公「橘りん」の出身校のモデルとされる宮城学院女子大学(旧・宮城女学校)が「東日本大震災で被災した東北の元気につながればうれしい」として、NHKに再放送を働きかけ、2016年には平川新学長が「主人公の生き方が東北の人々の希望になれば」とNHKへ足を運び、今回の再放送の実現に至ったそうです。

河北新報さんの記事

↓↓

NHK「はね駒」再放送へ 主人公出身校の宮城学院女子大が働き掛け | 河北新報オンラインニュース

出演者にはあの人も

主演の斉藤由貴さん以外にも、後にりんの伴侶となる小野寺源造役で渡辺謙さん、父親役で小林稔侍さん、母親役で樹木希林さん、祖父役で山内明さん、祖母役で丹阿弥谷津子さん、りんの兄役で柳沢慎吾さん、叔父役でガッツ石松さん、

女学校の級友役で二谷友里恵さん、そして教師役で友里恵さんの実母の白川由美さん、りんの初恋の相手が、なんとジュリーこと沢田研二さん、しっかりした演技力で少し驚きました。

その中でも母親橘やえ役の樹木希林さんの演技、娘や家族を思う気持ちが溢れ、さすがです。樹木希林さんはこの演技で翌年第37回芸術選奨文部大臣賞を受賞されたとか、頷けます。

もちろん、父親橘弘次郎役の小林稔侍さんの演技もどっしりとして良いですね。戊辰戦争(二本松少年隊)の生き残りで、明治維新から相当年月(時代設定は明治23年〜大正元年)を経ているにもかかわらず、戦死した仲間に対する思いから、変わらず総髪で髷を結っています。

無口で頑固な明治時代の父親像が良くわかります。でも、本当は家族のことを一番大事に思っている父親なんだと言うことが小林稔侍さんの演技でわかります。

先週19日の回では、娘(次女みつ)の突然の病死で、家族全員が落ち込む中、親父は「今まで、体面や面目にこだわるあまり、娘を死なせてしまった」と、自らを責め、髷を切つて再起を宣言します。そして、心機一転、福島・相馬を捨て、明治新政府として忌み嫌っていた東京ヘの移住を決心する、という内容でした。

一本筋が通った

明治時代の家中心の家族観、女性感、結婚感、教育感、職業観、宗教観などいろいろな意味で勉強させられるドラマです。昨年度再放送の『おしん』もそうでしたが、一本筋が通ったようなドラマです。脚本家の思いの詰まった作品だと思います。

主人公の「橘りん」を演じた斉藤由貴さんはデビュー間もなかったのですが、『はね駒』での演技が評価され、樹木希林さんと同じ年に文部大臣新人賞を授賞しました。

そして、将来の夫小野寺源造(渡辺謙)との距離が一気に縮まる明治29年の大地震と大津波の被災地での救援活動、この作品が放送されてから25年の後、再び悲劇(東日本大震災)が起きるなどとは、誰も想像しなかったと思います。今回のコロナ禍もそうですが、“予期せぬ出来事”は起こるのですね。

NHKドラマ再放送情報のサイト

↓↓

再放送情報 連続テレビ小説アンコール「はね駒(こんま)」 | 再放送情報 | NHKドラマ

そして、後半は、

朝ドラ『エール』

BSプレミアム、7時30分からは、作曲家古関裕而さんをモデルにした現在放送中の『エール』です。時代設定は戦前〜戦後ですが、なんとなく現代的な匂いを感じる朝ドラです。新型コロナウィルスでお亡くなりになった志村けんさんが出演するということで、こちらも毎朝見ています。なお、『エール』は新型コロナウイルスの関係で、撮影が一時中断を余儀なくされていましたが、撮影を再開したと報じられました。良かったですね。

このドラマも『はね駒』と同じ福島が舞台でしたがその後舞台は東京ヘ。

二本松少年隊

そして、『はね駒』でりんの父親橘弘次郎が戊辰戦争の折に属していた「二本松少年隊」と同名の『二本松少年隊』(1957年) という曲があることを知りました。作曲は、もちろん古関裕而さん、作詞は、福島三羽ガラスの野村俊夫さん、唄は同じく伊藤久男さん。自分は聞いたことはありませんが、今後『エール』の中で流れるのでしょうか?

それにしても古関裕而さんの最初のレコード『船頭可愛や』、古い曲調ですが、思わず口ずさみたくなるような良い曲です。YouTubeで聴くことができます。三浦環さんの『船頭可愛や』も良いですが、個人的には音丸さんの『船頭可愛や』のほうが好きですね。

美空ひばりさんや都はるみさんそして三橋美智也さんの『船頭可愛や』もありますので、結構楽しめます。

大福餅

また、『はね駒』の斉藤由貴さんは、現在、テレビ朝日系列で、毎週木曜日、午後8時〜9時放送中のドラマ『捜査一課長』に平井真琴刑事(警視庁捜査一課現場資料班主任・警部補)役で出演しています。

斉藤由貴さんは、初代スケバン刑事(でか)でしたので、随分出世したなぁ、と毎回見ています(例外的に)。

捜査の時、犯人逮捕の験担ぎとして何故か”大福餅”を食べるので、上司の大岩純一警視庁捜査一課長(演じるのは内藤剛志さん)から「大福」と親しみを込めて呼ばれています。

独特の勘の持ち主のため、単独行動をとりがちで、金田明夫さん演じる警視庁捜査一課庶務担当管理官の小山田大介警視と何かと衝突しますが、大岩一課長からも「大福の勘は特別だ」と評価されています。

出世作の『はね駒』と、円熟味を増した刑事役の『捜査一課長』、両方の斉藤由貴さんを見て、何となく得したような気がして楽しんでいます。

 

シャッターアート(大正ロマン)

靴店「袴と編み上げの大正時代の女学生」

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ブロンズ通りにて

 

明治29年の大津波については、こちらの書籍で、Kindle版もあります。

三陸海岸大津波 (文春文庫)

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  • 作者:吉村 昭
  • 発売日: 2004/03/12
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

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*1:注記:リンク🔗したNHK、河北新報さんの記事等は、予告なく削除される場合があります。その際は、何卒ご容赦頂きたくよろしくお願い申し上げます。

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