心の空のまちから

クレヨンしんちゃんのまち“かすかべ"には“心の空”が広がっています!!

これからの世の中(其の三)

目次

長いお付き合い

月も変わり、国の「緊急事態宣言」が解除され、一週間過ぎました。予想されたこととは言え、残念なことに新たな感染者の発表が続いています。

前の記事に書きましたが、絶滅に成功したのは、人類史上、唯一「天然痘」のだけのようなので、今回の新型コロナウィルスとも否応なしに長いお付き合いになると思います。

現時点では、ワクチンや有効な治療薬もありませんので、ウィルスがあることを前提に、with コロナの生活が始まります。

「緊急事態宣言」下の時より、これからのほうが、我々一人ひとりが感染リスクを肝に銘じ、より一層注意して生活していかなくてはいけないのかもしれません。

徐々に

地元春日部市でも、6月1日から学校が再開されました。6月14日までの2週間は、分散登校で、15日(月)から通常登校になるとのことです。

良かった、と思う反面、折しも、九州・福岡県北九州市の小学校で、クラスター(集団感染)が疑われる感染が発生した、との報道もあり、保護者の方はさぞかしご不安でしょうね。 

学校が再開され、お子さんたちが元気で毎日通学出来ることを祈らずにはいられません。

予期せぬ出来事

新型コロナウィルス感染拡大の前は、今年2020年は、オリンピックイヤーで多くの外国人観光客が訪日し、インバウンド需要が期待されていましたが、1月中旬からの新型コロナウィルス感染拡大と言う、まさに“予期せぬ出来事“(1963年製作のイギリス映画のタイトル。主演は、エリザベス・テイラー、リチャード・バートン)で、訪日外国人観光客は激減、観光業界は、大打撃を受けました。元のようになるまでにはかなりの時間がかかると思います。

外国人観光客に人気の浅草・浅草寺の雷門付近の寂しい光景をテレビで見るたびに、どうしてこうなってしまったんだろう?と思っています。

新聞記事

5月31日(日)の読売新聞・朝刊/言論欄に、あすへの考・『コロナ禍で見えたこと』と言う見出しで、フランスの著名な歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏(69)の論文が掲載されていました。

かなりの長文ですが、抜粋して。

まず、今回のコロナ禍について、欧州各国の対応を総括し、課題を指摘、さらに、「マスク・防護具「世界の工場」に依存。脱中国を図るとき」として、

〜前略〜

グローバル化時代のコロナ禍は私にはこう映る。先進諸国は工場を中国に移し、中国はウィルスを先進諸国にうつす、中国はマスクや防護具を存分に生産でき、先進諸国はそれができない……。

米国は西欧諸国や日本など他の先進諸国と強調して、中国経済への度を越した依存から脱すべきです。生産の自国化を図り、中国が「世界の工場」である現状を打破すべきです。保健・衛生分野から着手すべきです。国の安全保障に関わるのですから。

中国経済の10年来の問題は過度の輸出型から脱せないことです。内需向けに転換できない。

先進諸国が協調して中国からの輸入を減らせば、中国は内需型への転換を迫られることになる。

私のかなり楽観的な願望です。

以下略〜

と言う一文が目にとまりました。まさにその通りだと思います。

日本でも、長年、生産拠点として多額の投資を行い、その果実を享受してきました。観光もそうです。そう言えば、「爆買」などと言う言葉が2015年の「流行語大賞」にもなりました。

今回のコロナ禍でこれまで日本社会は、全ての面で、あまりにも外国頼みだった、と言うことがよくわかりました。

恥ずかしながら、マスクも日本国内では生産されていないことを初めて知りました。その他の医療用の機器、防護具なども外国に頼っていたとは……

今までは、使い捨てマスクを風邪や花粉症の季節に、100円ショップで買っていました。よく考えれば、国産だと100円では無理ですよね。

リスクの表面化

自動車、家電、その他諸々、コストに重きを置くあまり、一部の国に依存していたことが、今回リスクとして表面化しました。

これでいいわけがありません。今回のコロナ禍をいい契機として、徐々に国産に戻すか、生産国を分散するとか、よく考えなくてはいけないと思います。

エマニュエル・トッド氏が仰るように、国の安全保障、ひいては私たちの命にかかわることですので、事業経営者の方にはよく考えて頂きたいと思います。

まぁ、私ごときが考える前に既にそのような方向に転換されているとは思いますが…

 

医療従事者をはじめ、日々の生活を支えて頂いている皆さまに感謝しつつ……

 

春日部駅東口公園橋通り・学校通り交差点付近にて

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5/29撮影

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