心の空のまちから…

クレヨンしんちゃんのまち“かすかべ"には“心の空”が広がっています!!

埼玉県東部地域と首都東京を守った「地下神殿」と龍が棲む?「龍Q館」

目次

今年も災害が多かった

間もなく今年一年を表す漢字が発表されますが、昨年の漢字「災」が、二年連続して今年を表す漢字になるかも知れません。それほど災害、特に水の災害が多かったように思います。

 

今年に限らず、毎年のように台風の影響からの大規模な浸水災害が日本各地で起きています。

 

「一ヶ月分の雨が一日で」、「○○年に一度の降水量」、「内水氾濫」、「緊急放流」、「垂直避難」などの言葉が水害を伝えるニュースを飾っていました。中には初めて耳にする言葉もありました。

 

首都圏を守った「地下神殿」

何年か前、「コンクリートから人へ」というフレーズが話題になりましたが、大事な人を守るためには、やはりコンクリートも必要です。今回の台風19号の甚大な被害を受けて、改めて、治水の重要性が唱えられています。

被害が東日本の広範囲に及んだ今回の大水害を契機に、災害に強い国土づくりということで、春日部市庄和地区にある巨大地下貯水施設「首都圏外郭放水路」の重要な役割が改めて注目され、治水機能を強化したダムの配分などの必要性を主張する意見も多く聞かれました。

首都圏外郭放水路

公式の愛称は彩龍の川(さいりゅうのかわ)だそうですが、全く知りませんでした。一般的には「地下神殿」の方が知られています。着工は、平成5年(1993年)3月、平成14年(2002年)年6月に一部供用を開始。平成18年(2006年)6月から全区間の完成と全河川の供用を開始しました。

総工費は、約2300億円といわれています。大型公共工事だったので、きっと反対も多かったのでしょうね。

今は、観光資源としても注目されていて、外国からの見学者も多く、さらには、映画の撮影場所にもなっています。

「地下神殿」と呼ばれるのは、こちら。正式には「外郭放水路調圧水槽」。つまり大きな水槽なのですね。確かに神殿の雰囲気が感じられます。

f:id:takejiisan:20191025164733j:plain

外郭放水路調圧水槽(地下神殿)

出典:関東地方整備局ホームページhttp://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00402.html

 

NHKニュースでも

10月18日(金)のNHKニュース(ニュース7)で、『「地下神殿」が市街地守る 浸水被害を大幅減』のタイトルでこの「地下神殿」(首都圏外郭放水路)のことが報じられました。周辺の5つの河川の水を受けて貯水し、この放水路をはじめ4つの施設が稼働したことなどで、今回と同じ程度の雨量を観測した過去の台風と比べて、中川と綾瀬川流域の埼玉県内24の自治体の浸水被害は以前の20分の1以下に減ったということでした。

なお、近くの5河川とは、中川低地を流れる中川、倉松川、大落古利根川、18号水路そして幸松川の5つの中小河川です。

また、このような大規模防災施設があるからといって洪水は起きないと安心せず、地域のハザードマップなどを確認し、避難をすることは大事と、ニュースを締めくくっていました。災害は人智を超えることがありますから、過信はしてはいけません。

東京にも

また、東京の環七の地下にも東京都建設局が約1000億円もの巨費を投じた「神田川・環状七号線地下調節池」があるそうです。そちらも「地下神殿」と呼ばれているようです。

「龍Q館」には龍が棲んでいる⁉

f:id:takejiisan:20191127154014j:plain

地底探検ミュージアム龍Q館

出典:関東地方整備局ホームページhttp://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/edogawa00402.html

 

この施設の正式名称は、「地底探検ミュージアム 龍Q館(ちていたんけんミュージアム りゅうきゅうかん)」で、庄和排水機場内に併設された博物館です。「龍Q館」は通称で、開館時に公募で命名されたました。開館は、平成15年(2003年)、運営および管理は首都圏外郭放水路管理支所ではなく、国土交通省江戸川河川事務所と春日部市の共同オペレーション。

また、施設名のうち、「龍」は地元・春日部市の庄和地区(旧・庄和町)に伝わる「火伏の龍の伝説」に因んでいるそうです。

「Q」は 「AQUA(水)」の「Q」 から採っているとのこと。ご安心ください、龍は棲んでいないようです。

なお、この博物館では首都圏外郭放水路に関する資料や模型を展示しており。施設見学の集合場所にもなっています。

詳しくは、こちらを

↓↓

首都圏外郭放水路地底探検ミュージアム「龍Q館」 春日部市

 

以前から見学したいと思いつつ、なかなか機会がありませんでした。春日部市内なのですが、結構距離があるので、車でしか行けません。

確か、以前は見学の条件も厳しかったような気がしていましたが、今は、人数さえ揃えば、見学できるようです。

今度、「龍Q館」だけでも見学してこようと思います。

 

もし可能であれば、一度お出かけください。

 

 【地底体験ミュージアム龍Q館】

 

 

 

 

 

Copyright©2018-2021.Takejiisan.All Rights Reserved.
当サイト内の文書・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。