心の空のまちから

クレヨンしんちゃんのまち“かすかべ"には“心の空”が広がっています!!

東京2020パラリンピックは見どころ満載(其の一)開会式など・・・

目次 

いよいよ障害者スポーツの祭典「東京2020パラリンピック」が始まりました。

開会式  

一昨日、8月24日(火)はその開会式。オリンピック同様パラリンピックの開会式も無観客での開催になりました。残念。

開会式のテーマは「WE HAVE WINGS 」。それぞれの生き方を貫きながら競技生活を送るパラリンピアンには、どんな逆風も力に変える「翼」が備わっていることを表現したそうです(読売新聞8/25朝刊)。

選手入場では、車椅子の方、義足の方、様々な障害を持った選手が行進しました。日本や米国のように大選手団の国もあれば、選手一人の国もありました。それにしても皆さん笑顔なんですよね。

開会式もコロナ禍でのリハーサルなど想像できないご苦労が沢山あったと思います。立派な良い開会式だったと思います。

報道によると今大会には161の国と地域さらに難民選手団が参加、選手は過去最多の4400人、内日本選手は同じく過去最多となる254人で22競技全てにエントリーしています。

日本選手の最年長は陸上マラソンに出場する西島美保子選手で66歳、最年少は競泳の山田美幸選手で中学3年生の14歳。

この山田美幸選手は昨日(8/25)行われた女子100m背泳ぎ決勝で日本人選手今大会第一号となる銀メダルを獲得。山田選手は生まれつき両腕がなく両脚の長さも違うということですが、脚を巧みに使う力強い泳ぎで、日本人選手としてパラリンピック史上最年少メダリストになりました。このシーン、テレビで見ていて、思わず涙がこぼれました。

ところで、

パラとは

恥ずかしながらパラリンピックの「パラ」とは何なのか、今まで知りませんでした。

パラリンピック

パラプレジア(Paraplegia=脊髄損傷等による下半身麻痺者)+オリンピック(Olympic)の造語であったとされている。発祥の地はイギリス。ロンドンのストークマンデンビル病院で行われた「ストークマンデンビル競技大会」(1948年開催)がそのルーツ。先の戦争で負傷した兵士のリハビリテーションとして「手術よりスポーツを」の理念から始められたもの。(wikipedia

とのことです。

57年前の東京オリンピック(第18回)の際には上記「ストークマンデンビル競技大会」の第2回大会(第1回はローマ大会)として行われ、その際、大会の愛称としてこの"パラリンピック"の名称が使われたました。

その後、オリンピックと同年に開催するため、平行、並行、並列を意味するギリシャ語のPara、英語のパラレル(parallel)+オリンピック(Olympic)=パラリンピックとの解釈が追加されて、1988年のソウル大会から正式に「パラリンピック」と呼ばれるようになったとのこと。そして、現在は、夏季オリンピック冬季オリンピックの開催に合わせてパラリンピックが行われています。

残されたもの

失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ

"パラリンピックの父”とされるイギリス・ストークマンデンビル病院の医師ルードウィヒス・グッドマン博士の言葉だそうです。とても含蓄のある言葉ですね。私などは何時も失ったものばかり数えています。残されたものもあるのに。

競技種目は22競技539種目。水泳、柔道、卓球、陸上などの他、車椅子ラグビー、車椅子サッカー、車椅子テニス、シッテングバレーボール、ゴールボールなどパラリンピックならではの競技・種目数多くあります。9月5日の閉幕までどんなドラマを見せてくれるのか、楽しみにしています。

注目競技

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ボッチヤ(いらすとや)

私が注目している競技は「ボッチャ」。前回リオデジャネイロ大会では見事銀メダルを獲得、選手の皆さんの弾けんばかりの笑顔が印象に残っています。

この「ボッチャ」のルーツはイタリアのボッチー(ボールの意味)だそうです。ルールは詳しくは知りませんが(これから勉強します)、的球(まとだま)と呼ばれる白いボールにいかに近づけるか、を競う競技だそうで、ルールもカーリングに似ていることから「陸上のカーリング」や「床上のカーリング」と呼ばれています。

と言うことは、結構緻密な戦略を必要とするスポーツなのでしようが、いろいろな障害をお持ちの方も楽しめるように工夫されているスポーツだそうです。

でも、私は、幼い頃遊んだビー玉遊びを連想します。遠い昔なのでよく覚えてはいませんが、円の中に置いたビー玉を円の外から当てて弾き出し、出たビー玉は出した人が貰えます。確かそんなルールだったように覚えています。そこはボッチヤと違いますが。

先週8月19日(木)のNHKBSで再放送中の朝ドラ『あぐり』の中で、山梨に疎開しているあぐり一家の長女和子ちゃんが、妹の理恵ちゃんが、地元の子どもたちに取られたビー玉を「ビー玉遊び」で取り返すシーンがありました。久しぶりに「ビー玉遊び」を見て、思わず「あーこれこれ」と声を出しました。単純ですね。

 

このボッチヤ競技は9月1日(日)に行われます。がんばれニッポン!!

 

世界の人口の15%が何らかの障害を持っているそうです。

パラリンピックのコンセプトの一つは「多様性と調和」そして障害を持った方との「共生・共存社会」の実現と聞きました。何かと暗い世の中ですが、少しでも明るい未来がくることを信じて、、、。

 

東京2020オリンピック雑感(其の七・まとめ)勝負の価値は・・・

目次

今夏の東京2020オリンピックで感じたことを数回にわたり書いてきました。今回はまとめの意味で、自分なりに良かったこと、残念だったことなどを備忘録として書いておきます。

まずは、

良かったこと

今回の東京2020オリンピックでは、史上最多となる金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個、計58個を獲得、若いアスリートの笑顔と嬉し涙を沢山見せてもらいました。

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オリンピックのメダル

(いらすとや)

まずは、柔道やレスリング競技でのメダルラッシュ、野球、ソフトボールでの金メダル獲得、初めて中国の壁を破った卓球混合ダブルスの水谷隼選手と伊藤美誠選手の金メダル獲得、体操男子団体の銀メダル、同個人総合での橋本大輝選手の金メダル、フェンシング男子のエペ種目での団体金メダル、ボクシング女子フェザー級での女子選手初となる入江聖奈選手の金メダル、更にはスケートボード、サーフィン、空手そしてスポーツクライミングなど新種目でのメダル獲得、そして、前にも書きましたが、バスケットボール女子での銀メダル獲得。もう沢山あり過ぎて書ききれません。

自国開催なので多少のアドバンテージはあったとは思いますが、長引くコロナ禍で自粛自粛と言われ続け、沈んでいた気持ちが少し明るくなりました。

そして、空手、スケートボード、サーフィン、スポーツクライミングなど日頃目にしない新種目があり、新鮮な気持ちで見ていました。また、それらには、互いに称え合うシーンもあり、いろいろなことを教わりました。 

更にはバスケットボールにも3人制ができるなど、短時間で勝敗を決する競技を意外と楽しめました。

残念だったこと

その一方で、残念だったことも少なからずありました。もちろんほとんどの競技で無観客になったことが一番ですが、今回の東京2020オリンピックは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で開催が一年延期されるという異例の事態から、開催を巡って賛否両論がありました。

聖火リレーも公道でのリレーが中止になったり、聖火ランナーや大会ボランティアさんの辞退も報じられました。

スポンサーになっている新聞社などは社説で中止を訴えていたそうです。また、民放地上波のワイドショーでは、コメンテータの方が開催にネガティブな意見を言っていたそうです。

自分は、その新聞の読者ではありませんし、テレビのワイドショーは全く見ませんので、誰が何を書いたのか、言ったのかはYahooニュースでしか知りませんが。

確かにオリンピック関係者にいろいろありましたし、新型コロナウイルス感染の陽性判明者数が増加傾向にあったので、それはそれで仕方がないことなのかも知れませんが、少し残念な気持ちでいました。

でも、地元春日部市での聖火リレーも生で見ることができましたし、オリンピックトーチも巡回展で見ましたので個人的にはとても満足しています。

残念なシーン

一方、競技面で残念だったことは、体操男子の内村航平選手の鉄棒からの落下のシーンです。内村航平選手が落下するシーンをあまり見たことがなかったので、映像を見ていてアッと思わず声をあげてしまいました。それでも、内村航平選手は試合後のインタビューにはしっかり応じていて、さすがだなと感心したました。さぞ悔しかったでしょうね。怪我がなかったので良かったと思っています。

その他、今まで競泳界を牽引してきた瀬戸大也選手、萩野公介選手そして入江陵介選手の得意種目でメダル獲得がならなかったこと。やはり大会の一年延期の影響があったのかもしれません。

また、バトンミントン男子の世界ランキング1位の桃田賢斗選手の予選敗退、テニス女子)ただの世界ランキング2位の大阪なおみ選手の3回戦敗退、男子サッカーの3位決定戦での惜敗など、残念なことがありました。

特に、サッカー男子では、敗戦後の久保建英選手が号泣し、しゃがみ込んだまましばらく立ち上がれない姿がありました。

若者が号泣する姿、テレビの画面越しですが見ているこちらも胸が痛くなりました。一瞬、2006年のドイツW杯での中田英寿さんのビッチに倒れ込んでしばらく立ち上がれなかった姿を思い出しました。

まさかの

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ランナー

(いらすとや)

そして、極め付けは陸上男子4×100mリレーのまさかのバトンミスでの途中棄権。リレーにバトンミスはつきものだそうで、実際、前回のリオデジャネイロオリンピックでも、アメリカチームやトリニダ―ド・トバゴチームがバトンミスなどで、失格しました。

とは言え、メダルの獲得を期待していたのでちょっと残念な気持ちになりました。選手の皆さんはもっと悔しかったと思います。

勝負というのは

この結果を受けて北京オリンピック陸上男子4×100mリレー銀メダリストの末續慎吾さんは

勝負というのは、勝つことと負けたり失敗することと両方に価値がある。

と述べていた、と下記のインタビュー記事にありました。

とても含蓄のある言葉だと思います。今回惜しくも結果を残せなかった選手の皆さんもきっと価値ある何かを得たのかもしれません。

何れ削除されるかもしれませんが全文はこちら

↓↓

リレー侍に衝撃の結末... 末續慎吾さんが分析 陸上男子400mリレー決勝

 

間もなく「東京2020パラリンピック」が開幕します。パラリンピックには日頃馴染みのない種目も多く、どんなドラマが待っているのか今から楽しみにしています。

 

折しも新型コロナウイルスのデルタ株(?)が蔓延、首都圏ではオーバーシュート(感染爆発)状態が続いています。

このため、先のオリンピック同様、パラリンピックの開催に批判的な意見もあるようですが、夏の甲子園もやっていますので、大丈夫だと思います。

ともあれ、感染予防対策をしっかり行って最後まで無事に競技が行われることを祈っています。

 

オリンピック三昧で勝手なことを書いてきました。先の大会が何とか無事に終わったのも、大会関係者やボランティアの皆さんのおかげです。コロナ禍の大会運営、大変なご苦労があったことでしょう。ご努力に敬意を表し改めて感謝申し上げます。コロナ禍が終息したら是非慰労してあげてください。

 

おわり

 

 

 

 

 

*1

*1:注記:リンク🔗した記事などは予告なく削除される場合があります。その際は、何卒お許しいただきたくよろしくお願い申し上げます。

東京2020オリンピック雑感(其の六)監督かHCか・・・

目次

まだまだスポーツネタです。すみません。今回はこんなテーマで。

監督

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サッカーの監督

(いらすとや)

日本ではスポーツの指導者をほとんどの場合「監督」と呼んでいます。

男子サッカーの森保一監督を始め、同じく女子サッカー高倉麻子監督、柔道の井上康生監督、女子バレーボールの中田久美監督、野球の稲葉篤紀監督、女子ソフトボール宇津木麗華監督、そして、卓球でも女子の馬場美香監督、男子の倉嶋洋介監督などがそうですね。マラソン競歩スケートボード、サーフィンなどの個人競技にはコーチはいらっしゃるかと思いますが、団体競技ではほとんどの競技に「監督」と呼ばれる方がいます。

ヘッドコーチ

一方、今回銀メダルを獲得した女子バスケットボールのトム・ホーバスさんは便宜上監督と呼ばれていましたが、実はヘッドコーチ(head coach=HC)なんです。

また、競泳の平井伯昌さんもヘッドコーチ(head coach=HC)と呼ばれています。そう言えば、競泳の監督さんはあまり聞いたことはありません。陸上もそうですね。監督さんはいないのでしょうか(自分が知らないだけかもしれませんが)。

なお、ラグビーはやはりヘッドコーチ(head coach)、サッカーもサッカーW杯の実況中継の映像で見ると肩書きはヘッドコーチ(head coach)と表示されています。

何だかよくわかりませんが、全てを「監督」とする日本語はとても便利な言語なんだなぁ、とつくづく思います。

因みに、MLBでは、監督はマネージャー(manager)と呼ばれているそうです。現場で指揮をとる人はフィールドマネージャー(fieldmanager  )、チーム編成など全般を司るのがゼネラルマネージャー(general manager=GM)。

日本のプロ野球でも一部の球団にはGMがいますが、ほとんどは監督です。

その監督の下にいるのが、ヘッドコーチ(head coach)、その下のコーチはアシスタントコーチ(assistant coach)だそうです。アシスタントコーチはバッテングコーチ、ピッチングコーチなど専門分野ごとに分かれています。

高校野球などでは、多くの場合、部長→監督→コーチそして部員、マネージャーということになっているかと思いますが、英語に訳すとどうなるのでしょうか??? マネージャーの生徒さんが一番偉かったりして、、、。

コーチン

そして、スポーツ、勉強、ビジネスなどを指導する意味のコーチングと言う言葉があります。

コーチングはcoach=馬車に由来し、大切な乗客(選手)を無事目的地まで送り届けるという意味があるそうです。よくわかりませんが、コーチ学とはちょっと違うようです。コーチを志す以上その分野の勉強がやはり必要なのかもしれません。

そう言えば、柔道の井上康生監督は現役引退後、英国にコーチの勉強に行ったと以前聞きました。コーチの何たるかをきちんと学ばれたのでしょう。今大会での柔道競技でのメダルラッシュがわかるような気がします。

今の時代、当たり前ですが「気合だぁ、根性だぁ」は通じません。57前の東京オリンピックの女子バレーの大松博文監督のような「俺についてこい」はもう過去のものでしょうね。 

心のケア

それから、今大会では選手のメンタルヘルスも問題になりました。体操女子のアメリカ代表のサーモン・バイルス選手がメンタル不調から途中棄権したことは記憶に新しいところです。女子テニスの大阪なおみ選手もメンタル不調だったことを告白されました。

スポーツの世界にこそメンタルをサポートする専門のスタッフが必要ではないかな、と素人ながら思います。

メジャーリーグで活躍した元野球選手の長谷川滋利さんが、以前、何かの番組で「大リーグにはKOされたピッチャーがベンチに帰るとメンタルをサポートするスタッフ(カウンセラー?)が待っていて、いろいろメンタル面のサポートしてくれるのに驚いた」と話していました。 

また、かってプロ野球千葉ロッテマリーンズボビー・バレンタイン監督は野球経験のない心のケアをする専門のスタッフを置いていたと記憶しています(間違っていたらごめんなさい)。 

話は逸れますが、最近、プロ野球のある球団の主力選手がチームメイトに暴力を振るい自宅謹慎になったと言うニュースがありました。

このような時にこそ暴力を振るった選手、振われた選手、どちらにも心のケアが必要ではないのかなぁ、と素人ながら思います。

でも、日本のスポーツ界、特に球界にそのような専門スタッフがいるとはあまり聞いたことがありません(これも知らないだけかも)。未だに気合いや根性を言っている競技の未来はないかもしれません(生意気ですが)。

 

オリンピックに限らず、全てのスポーツで、勝ったとき負けたときにきちんと心を受け止めてくれる体制をとることもこれからのスポーツ界に必要なことではないかな、と思います。

 

なお、先に揚げた監督さんのほとんどが、東京2020大会を最後に退任されるそうです。監督さんにはメダルは授与されませんが、本当にお疲れ様と言いたいと思います。

 

また、これから新たにチームを預かる方は昔の名声に拘らずコーチというものをしっかり学び、選手を目的地まで連れていつてくれる人を選んでほしいと思います。

 

素人の年寄りが思いつくまま文書を書いてみました。戯言かもしれません。どうぞご放念ください。

 

 

東京2020オリンピック雑感(其の五)四年ごとの夢・・・

目次 

記録か芸術か

昨年7月16日(土)にNHK・BSで放送され、録画してあった、57年前の第18回オリンピック東京大会の記録映画『東京オリンピック』(監督:市川崑/1965年制作)を今大会閉幕後に改めて見てみました。

この映画、「記録か芸術か」と当時いろいろ論議を呼んだことを覚えています。東京2020オリンピック閉幕後の今改めて見るとなかなか面白いですね。

変貌する東京の姿から始まったこの映画、選手へのインタビューなどは一切ありません。

開会式

57年前の開会式は10月10日、前日とはうって変わって秋晴れの空にはブルーインパルスが描いた五輪のマーク、古関裕而さん作曲のオリンピック・マーチに乗り整然と入場する各国の選手たち、日本選手団の堂々とした行進、ロイヤルボックス昭和天皇への礼、陛下の開会宣言、そして最終聖火ランナーの坂井義則さんがトラックに登場、旧国立競技場のスタンドを一気に駆け上がり聖火を高々と掲げ、黒色の聖火台に点火、割れんばかりの拍手とともに第18回東京オリンピックが始まりました。とても晴れがましい気持ちになったことを覚えています。

日本選手の活躍

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金メダル(いらすとや)

  • 重量挙げの三宅義則選手の金メダル
  • ボクシングバンタム級の桜井孝雄選手の金メダル
  • 渡辺長武選手(フリースタイルフェザー級)を始めとするレスリングでの5個の金メダル
  • 猪熊功選手(重量級)を始めとする柔道での3回級制覇の金メダル
  • 体操男子での団体金メダル、遠藤幸雄選手の個人総合・平行棒での金メダル、後に山下跳びと言われた山下治弘選手の跳馬での金メダル
  • そして、金メダルポイントとアナウンサーが叫んだ女子バレーボールの金メダル

日本選手ではありませんが、新種目の柔道無差別級でのアントン・ヘーシンク選手の堂々とした王者の振る舞い、感動したことを覚えています。なお、この大会の柔道では両者とも白い道着だったのですね。懐かしい。

裸足のランナー

そして、ラストはオリンピックの花と言われるマラソン。この時はまだ男子だけの競技だったと思います。

ローマ大会を裸足で制したアベベ・ビキラ選手、東京大会ではシューズを履いていました。でも相変わらず表情を変えず淡々と走りオリンピック連覇を果たしました。

今回東京2020大会で男子マラソンを制したケニアのキプチョゲ選手も連覇だったのですね。57前のアベベ選手を彷彿される走りでした。

映画では、選手の給水場での様々な様子が映っていました。暑さ対策は何とスポンジでした。バケツから杓で直接水を飲んでいる選手もいました。まだペットボトルは無かった時代です。

ゴールの旧国立競技場へ向かうアベベ選手、甲州街道の両側には大観衆(群衆)、凄い光景です。そして、アベベ選手が競技場に入ってくると大歓声、ゴールテープを切るアベベ選手。2時間以上走ったのにまだ走れるぞと言わんばかりに腕を回す仕草。

学校のテレビで見ていましたが、驚異的な体力に驚いた記憶があります。もちろん3位となった円谷幸吉選手の姿も覚えています。競技場に入ってきた時は2位でしたが、バックストレートで英国のヒートリー選手に抜かれてしまいました。残念でしたが、堂々の銅メダル。国立競技場に揚がる日の丸。とても感動した記憶があります。

四年ごとの夢

全ての競技が終わると閉会式。ロイヤルボックスの今の上皇ご夫妻(当時は皇太子・ 皇太子妃)の若々しいお姿が印象に残っています。そして、現徳仁天皇の可愛らしいお姿も。

戦いを終えて解放された各国選手の和気藹々の入場行進はこの時から始まったのですよね。

そして、

当時のIOCブランデージ会長の閉会宣言

この大会が 

人類の喜びと親しみのもととなることを祈り 

世界の幸福のために 

いっそうの熱意と勇気をと栄誉をもって 

世代をこえ 永遠に 

オリンピックのこころが伝えられんことを―

バックには蛍の光そして電光掲示板には「SAYONARA」の文字。

ラストシーンは、消えゆく聖火とともに

夜 聖火は太陽へ帰った

人類は四年ごとに夢を見る

この限られた平和を夢で終わらせていいのであろうか

との字幕。市川崑監督の平和への願いを込めたメッセージだったのでしょうか。わかりません。

 

今回の東京2020大会は電光掲示板に浮かんだ「ARGATO」の文字で締めくくりましたが、半世紀以上前の東京大会の「四年ごとの夢」、3年後のパリ大会で再び見ることができるのでしょうか。

 

この映画を見ると遠い昔のことが昨日のようによみがえってきます。私にはわかりませんが、東京2020大会の記録映画は多分作られないのでしょうね。総集編はあるかもしれませんが。

 

そして、今大会をテレビ観戦した若い方たちには、どの種目のどんなシーンが心に残っているのでしようか? 

 

若き日の良き思い出は歳を重ねても褪せることなくきっと心に残ると思います。

 

懐古趣味の年寄りが思い出に浸りながら文書を書いてみました。どうぞご放念ください。

 

 

 

*1

 

*1:追記:記事中では、記録映画は多分作られないのでは、と書きましたが、実際は河瀬直美監督による公式記録映画が作成されます。公開は来春の予定とのことです。お詫びして訂正します。

東京2020オリンピック雑感(其の四)競技の明暗・・・

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幕閉じる

パンデミックの中で行われた東京2020オリンピックも競技最終日。8月8日の閉会式でその幕を閉じました。開催そのものが危ぶまれた大会も終わってしまいました。

今は紆余曲折を経て何とか閉会式までたどり着いた安堵感と、ちょっと寂しい気持ちになっています。

今大会は本当にいろいろなことがありました。残念だったこと、悲しかったことそして嬉しかったこと、多くのドラマを毎日見ることができました。

自分のような年寄りでも孫のような若い方たちの決して諦めない気持ちに励まされた日々でした。

そこで、余韻に浸りながら、もう少しオリンピックのことを書いてみます。

快挙

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銀メダル(いらすとや)

その中でも、女子バスケットボールでの銀メダル獲得、びっくりしました。外国選手に比べ体格的に劣る日本代表が決勝まで進出し、しかも銀メダルを獲得するなどと、選手の皆さんには誠に申し訳ないのですが、予想だにしませんでした。何より選手の皆さんの負けても笑顔を見ることができて嬉しかったです。本当は悔しい思いなのでしょうが、試合が終わって笑顔でいられるなんてオリンピックならではでしょうね。選手の皆さんお疲れさまでした。

そして、アメリカ人監督(ヘッドコーチ)のトム・ホーバスさんも笑顔でした。ホーバス監督は日本語で選手を励ましていました。今まで見たサッカーなどの外国人監督はほとんど通訳を交えて選手に指示を伝えていましたが、この方は日本語で選手を鼓舞していました。コミニュケーションを大事にする姿勢が銀メダル獲得に繋がったのではないかな、と思っています。ありがとうございました。

なお、世界で見るとバスケットボールの競技人口は約4億5000万人、サッカーは2億5000万人、一方日本代表が初めて金メダルを獲得した野球は凡そ3500万人だそうです。

その世界的なメジャースポーツで銀メダル獲得。本当に快挙としか言いようがありません。 

一方で

また、前述の通り、初めて金メダルを獲得した野球の日本代表。嬉しい気持ちの反面、野球競技は6チームの参加しかありませんでした。やはり世界的にはメジャーとは言えないスポーツなんだということを改めて感じました。

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選手宣誓(いらすとや)

野球と言えば、今日から夏の甲子園が始まりました。2年ぶりの開催で、期待も膨らみますが、東京2020オリンピックで世界には面白い競技が沢山あることを知ってしまいました。

日本人にとって、確かに野球は子どもの頃から慣れ親しんだスポーツかもしれませんが、広い球場や高額の道具が必要、ルールも複雑。第一、試合時間が長すぎます。2時間以上の試合時間、更に延長もあるなんて、、、。

敢えて言えば、今の世の中的にはこれ以上の競技人口増加は多分難しいでしょうね。オリンピック競技から外されるのは当然のことだと思います。野球を知らない人にとっては、ON(オー・エヌ)と言われても「Who?」でしょうね。

昨今、日本でも野球人口が減っているそうです。時節柄か、子どもたちのキャッチボール姿をほとんど見かけなくなりました。オリンピック開催に否定的だった大新聞社が主催するイジメのような(自分にはそう思えます)酷暑の中での甲子園。日本人がお盆休みに故郷で見る高校野球、それはそれで良いかもしれませんが、世界的にはメジャーではない野球だけを特別扱いすることに違和感を禁じ得ません。

 

目下、東京都、首都圏をはじめ全国的に新型コロナウイルス新規感染判明者数が急増しています。夏の甲子園開催でさらなる感染拡大がないことを祈ってます。

 

そして、東京2020パラリンピックは有観客になるのでしょうか?

 

私ごときが心配しても仕方がないとは重々承知していますが、とても気になります。

 

東京2020オリンピック雑感(其の三)球技いろいろ・・・

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メダルメダルと言っているうちに東京2020オリンピックも日数が残り少なくなりました。

今回のオリンピック、CMが入らないのでスポーツ観戦はやはりNHKにかぎるよね、と言いながら、毎日毎晩NHKテレビのチャンネルを切り替えながら楽しんでいます。

サッカー

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(いらすとや)

そんな中、サッカー男子準決勝対スペイン戦は民放地上波での中継でしたが、民放のオリンピック中継は全く見ませんので、専らスポーツニュースアプリで試合経過をチェックしていました。

結果は、猛暑の中120分戦って残り5分で得点を許し惜敗、残念ながら悲願の頂点は逃しました。

そして、いよいよ今夜(8/6)は銅メダルをかけてのメキシコとの3位決定戦。どうなりますか非常に楽しみです。

なお、メキシコとの3位決定戦は53年前のメキシコオリンピックでの組み合わせと同じだそうです。その時は日本が勝ち銅メダルを獲得しました。そう言えば、当時、釜本邦茂さんや杉山隆一さんらの活躍をうっすらとですが覚えています。サッカー競技は今ほどメジャーなスポーツではなかったと思いますが、嬉しかった思い出があります。

選手の皆さんは恐らく身体的にも精神的にも疲労感が残っていると思いますが、それは対戦相手メキシコの選手も同じ。

準決勝後、吉田麻也キャプテンが「メダルを取りたいという気持ちが強いほうが勝つ!」と言っていましたが、その通りだと思います。

銅メダルを胸に掛け歴史に名を刻むチャンス。ガンバレニッポン!

野球

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(いらすとや)

そして、やはり野球ですか。今大会の日本代表はここまで一度も負けていませんが、決勝の対戦相手はアメリカ代表。強敵ですが女子のソフトボールに続いて、悲願の金メダルをとってもらいたいと思っています。決勝は明日(8/7)夜。会場は横浜スタジアム

オリンピックでの野球競技は毎回あるわけではないので、代表チームを見る機会はあまりありません。

そして、何よりオリンピックでの野球にはあまり良い思い出がありません。サッカーもそうですが、国と国の戦いに嫌な思い出ばかり残っています。

でもそれは過去の事、サッカーも野球も今回はスカッと勝ってモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてほしいと思います。

女子バスケットボール

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(いらすとや)

そして、注目(密かに)しているのは今夜(8/6)行なわれる女子のバスケットボール準決勝。

女子のバスケットボールには、当春日部市ゆかりの渡嘉敷来夢(とかしき・らむ)選手のエースとしての活躍を期待していましたが、残念ながら怪我で東京2020オリンピックには出場できませんでした。それでも日本代表は4強に残りました。快挙!。準決勝の対戦相手はフランスです。もちろん強敵ですが、ベストを尽くし悔いのないように頑張ってほしいと思います。できればメダルを。

 

でも、勝負は時の運とも言われています。代表選手の皆さんには、勝っても負けても思い切り試合を楽しみ、そして素晴らしい笑顔が見られると良いですね。

 

 

 

東京2020オリンピック雑感(其の二)二つの新種目・・・

目次

酷暑の中の東京2020オリンピックも残り一週間、後半戦に入りました。

前半では、柔道、体操、卓球、競泳など馴染みの競技がある一方、見たこともない新しい競技が見られて、とても面白い前半戦でした。

新種目

スケートボード

その中では何と言っても新種目スケートボードの「ストリート」と言う競技です。いわゆるスケボーです。

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(いらすとや)

コロナ禍の前、春日部市内の公園や路上でもスケートボードを持って遊んでいる若者をよく見かけました。

公共施設のベンチ等が破損したり、路上だと危険だし、加えて音の問題もありますので、スケボーをしている若者を見て眉をひそめることがしばしばありました。

でも、オリンピック東京2020の新種目になったことは知っていましたので、実際はどのような競技になるのだろうか?と注目して見ていました。  

カルチャーからスポーツへ

果たして、テレビ画面で視るスケボーはきちんとスポーツになっていてとても面白い競技でした。街中を想定したスロープや階段、手摺などが設置されていて、その中をスケートボードに乗った選手たちが果敢に技を披露し、得点を競い合います。頭からの転倒もあり、大丈夫かな、と心配になりつつ、ハラハラ・ドキドキ、テレビ観戦を楽しみました。

結果は、ご存知の通り、男子は堀米雄斗(ほりごめ・ゆうと)選手、女子は西矢  椛(にしや・もみじ)選手が金メダル、そして、女子の中山  楓奈(なかやま・ふうな)選手が銅メダル獲得。この結果には正直驚きました。

特に女子の2選手は共に10代と若く、金メダルの西矢選手は日本史上最年少の13歳とのことでただただビックリ。孫とそう変わらない年齢の子が世界の頂点に。コメントもしっかりしていて技は本当に“13歳!真夏の大冒険!”と表現した倉田大誠(くらた・たいせい)アナウンサー(フジテレビアナウンサー)の言葉がぴったりでした。

実況と言えば、この競技中継で解説した瀬尻  稜(せじり・りょう)さんという方の解説はユニークで秀逸でした。

「やばいスッね」とか「すげぇー!!」とか、その他、若者言葉を連発、NHKの放送で大丈夫か?と思いましたが、競技の解説はしっかりしていて自分のような年寄りにもわかり易く楽しめました。オリンピック競技となった競技の初代王者が日本選手。明るい気持ちになりました。

解説の瀬尻稜さんが「オリンピック種目になり、大人の不良の遊びからスポーツになりました」と言っていましたが、社会の認知を得るまでにはまだまだ課題も少なくないと思います。

公園や路上ではなく、専用の競技場所(パークと言うそうですが)の整備が必要でしょうね。なお、西矢選手の地元大阪の松原市には市長さんの肝いりで専用のパークがあるそうです。 

こちらをどうぞ

↓↓

大阪・松原市に「西矢椛記念パーク」誕生も…拠点施設改称 沢井市長が示唆(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

春日部市内には、あまり使っていない野球場やグラウンドなどがありますので、安価な費用で滑れる所が整備されると良いですね。クレヨンしんちゃんの街はスケボーの街なんて。運営もスケボー経験者に任せ、いわゆる不良(スミマセン)の溜まり場にならないように工夫してみるのも良いかもしれません。まぁ、頭の硬い市の行政では無理だとは思いますが、、、。

なお、スケートボードにはこのストリートの他にもう一つパークという種目があり、冬季オリンピックのメダリスト平野歩夢(ひらの・あゆむ)選手が出場しますので、どんな競技・結果になるのか注目です。また、この競技の女子にはなんと12歳の開心那(ひらき・ここな)選手が出場するそうです。どうなるのか今から楽しみです。

サーフィン

そして、新種目サーフィンですね。

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(いらすとや)

サーフィンを競技として見るのはもちろん初めてなので、ルールは全くわかりませんが、男子は五十嵐 カノア(いがらし・かのあ)選手が銀メダル、そして女子は都筑 有夢路(つづき・あむろ)選手が堂々の銅メダルでした。失礼ながら日本の選手がメダルを獲るとは思っていませんでしたので、こちらも驚きました。台風接近という大自然との闘い、テレビ画面で波を見ているとちょっとした船酔い気分でしたが面白かったですね。

面白さ

その他、メダルを獲得した競技も多く感動的なシーンが多く見られました。

名の知れたランキングが上位の選手が必ずしも勝つとは限りません。そこがまたオリンピックの面白さでもあります。

 

アスリートの皆さんはコロナのパンデミックの中、血の滲むような努力を重ね、この舞台に立っています。素晴らしいことですね。

 

勝っても負けてもその努力には頭が下がります。また、アスリートの皆さんの笑顔を見るとこんな年寄りでも元気を貰います。まだまだ競技は続きます。

 

全力を出し切り諦めることなく悔いが残らないように最後まで頑張って欲しいと思います。

 

 

 

 

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